今や日本国民の誰もが知っている、ダンスヴォーカルエンターテイメント集団EXILE。その裾野はEXILEだけに留まらず、三代目JSB・E-grls・GENERATIONS・劇団EXILEやキッズダンサーなど多岐に及びます。
そんなエンターテイメント集団EXILEを築き上げたHIROは、”社長”というイメージが強いかもしれませんが、このEXILEを築き上げるまで大変な苦労をした過去があるんです。
ここでは、そんなEXILE一族を取りまとめるHIROの過去を紐解いていきたいと思います。すべて失った過去…壮絶です。
EXILE・HIROの過去「高校時代に通っていたレコード店で松浦氏と出逢う」
(出典:Twitter)
HIROこと、本名:五十嵐 宏行。彼は、地元横須賀の金沢高校に通っていました。その高校では、度々DJをしたりしてみんなを楽しませていたりしたようです。
そんな背景があってか、レコード屋さんに行ってはレコードを借りるという生活を送っていたのですが、なんとこのレコード屋の店長が、現avexの社長:松浦勝人さんだったのです。
そこから、松浦さんとの付き合いが始まったと言いますが、その縁がなければ今のEXILEはできてないわけです。ちなみに、この頃、ダンスもやっていたそうで、よくクラブに出入りしては踊っていたようです。DJにダンス、まさに今のEXILEの要素満載の青春時代を送っていたんですね。
EXILE・HIROの過去「テレビ番組のダンスコンテストでスカウトされデビュー」
(出典:Twitter)
そんな高校時代を過ごしたHIROは、「DADA」というテレビ番組のダンスコンテストに参加します。そのコンテストの結果は、惜しくも準優勝…。しかしながら、このダンスが関係者の目に留まりスカウトされます。
その後、誰もが知るあのZOOのダンサーとして、デビューすることに。デビューした後は大人気グループとなり、順調に進んでいきます。
しかし、時代の流れからか、ZOOは1995年に解散となってしまいます。それと同時に人も仕事も離れてゆき、残ったのは解散前に覚えたギャンブルの借金だけ……。しかし、HIROは次代の憂き目をみるも、なんとかなるとの思いもあったようで、この時は何も考えていなかったと言います。
EXILE・HIROの過去「解散後、MATSU,USA,MAKIDAIと出逢う」
(出典:Twitter)
そんなHIROは、ZOOが解散して以降、他のグループを結成するものの、上手くいかず解散。そんな時に現EXILEのMATSU,USA,MAKIDAIに出逢います。
しかし、仕事などあるはずもなく、ただ毎日ひたすら練習する日々が続いたと言います。当時は、今のように沢山の仕事があるわけではなく、ダンサーの仕事は、ごく限られたものしかなかったようです。果ての無い、叶うかどうか分からない夢の為の練習は辛かったでしょう。しかし、HIROはこの時、「自分にはついてきてくれる仲間がいる」という思いがあったようで、これが自身の原動力になったようです。
いきなりZOOという一大グループの一員になり天狗になり、解散と同時にその鼻をへし折られるような経験をしたわけで、落ち込んでいたと思います。しかし、そんな失意の時に付いてきてくれる仲間に希望を見いだせたのではないでしょうか。